

いきなりちょっと驚いたかもしれませんが、どうですか?
みなさんは肩峰下インピンジメントって【どういったもの】か知っていますか?


僕も数年前まで【肩峰下インピンジメントがどういったものなのか?】
なんてことを深く考えていなかったので、気持ちはよくわかります。
「どこでインピンジメントするのか?」
この記事を読んだほうが良い人
・肩峰下インピンジメントを"肩峰の下"で起きてると思ってる人
この記事を読むとわかること
・肩峰下インピンジメントはどこで起きるのかがわかる。
肩峰下ってどこ?
突然ですが…
少し考えてみてください。
あなたは
【肩峰下】
と言われて
どこをイメージしますか?
(下の写真を、ぜひ一度考えてください)
心のなかで
「ココ!」
と決めましたか?
おそらくですが、
多くの方がココ(赤丸の部分)をイメージしたのではないでしょうか?

この肩峰の下でしょ
こう思う方が多いのではないでしょうか?
よく考えてみてください…
本当にココでインピンジメントが起きている(インピンジメントしている)のでしょうか?
と、言いますのも
みなさんが書籍や論文などで見たことのあるこの「図」。
これは大結節が肩峰下を通過することを表しているとても有名なものですが
このイラストでは
大結節は肩峰の直下を通っているでしょうか?
答えは「No」ですよね?
肩峰の前端〜烏口肩峰靭帯の下を通っていますよね?
そもそもですが、これは
肩挙上時の大結節の軌道を表現しているものであり
「rotational glide(ローテーショナルグライド)」という名称がついています。
本邦(国内)では肩の権威といわれる信原克哉先生が提唱したものになります。(肩のバイブルともいわれる信原先生の書籍はこちら)
もう少し具体的に説明しますと肩甲上腕関節を下垂位で
・外旋位
・中間位
・内旋位
とした状態で挙上(外転・屈曲)すると大結節が図のような軌道となり
最終的には同様の位置に終着するといったものです。
そして、最終挙上位に達する前に
大結節は烏口突起と肩峰の前端を繋ぐ烏口肩峰靭帯の直下を通ります。
少し脱線しましたが
肩峰下インピンジメントにおける肩峰下とはどこを表しているのか?
わかりましたでしょうか?
答えは
【烏口肩峰靭帯の直下】
…
…
となると思いきや。
実は違うんです!
それは次の
「肩峰下インピンジメントはどこで起きる?」
に続きます。
肩峰下インピンジメントはどこで起きる?
お知らせ
最後まで記事をご覧いただき有難う御座いました( ^ω^ )
肩関節機能研究会からセミナーのお知らせです!
7月5日(月)に肩関節機能研究会代表の志水(@echohuku)、研究生の老月(@oidukiryutarou)、佐藤(@masagaze)による”深める結帯動作”と題したオンラインセミナーを開催することになりました⭐︎
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