今回は初心に立ち返り、『肩峰下インピンジメントの評価と介入』という内容でまとめていきたいと思います。 2023年上半期は、自分なりに整理した評価と介入のルーティンを行ってみて、非常に手ごたえを感じましたので皆さんにも共有させていただければと思います。 早速ですが、肩峰下インピンジメントを評価する検査方法として単一で信頼...
志水
志水の記事一覧
今回は肩甲骨の運動と位置の障害(Scapular dyskinesis)の評価方法と介入方法をご紹介します。 みなさんは肩甲骨の運動と位置の障害、Scapular dyskinesisをご存じですか? おそらく半数くらいは「初めて聞いた」と答えるのではないでしょうか? Scapular dyskinesisは肩関節の臨...
前編はここからは評価方法と徒手操作について解説します。 ✓挙上時の評価と徒手操作 まず、母指を肩甲骨棘三角に、中指を鎖骨前面に当てます。 そうすることで、母指からは肩甲骨の動態変化を、中指からは鎖骨の動態変化を触知することができます。 では実際に動画で肩甲骨と鎖骨動態を評価してみましょう。 こちらの動画をみると、右...
本記事では肩関節の安定化についてお話していきますが、その前に基礎知識として肩の構成物と広義・狭義の肩関節について解説していきたいと思います。 肩関節は上腕骨、肩甲骨、鎖骨、胸郭から構成されている関節です。 肩関節は広義および狭義の肩関節に分類され、広義の肩関節には ・肩甲上腕関節 ・第二肩関節 ・肩甲胸郭関節 ・胸...
今回の記事では、肩関節の臨床を行っていくうえで必要なCTの基本的な読影ポイントを紹介したいと思います。 🔊肩ということで早速ですがこちらの画像をご覧ください。 みなさんはこちらのレントゲン画像(Routine A-P像)を見て何か病変を見つけることはできますか? 正直、目を凝らさないとわからない(目を凝...
肩関節の可動域評価ができれば、肩関節疾患の解釈に役立ちます。 初学者こそシンプルに評価をするべきなので、まずは肩甲上腕関節のみの評価をします。どこに問題があり、どこに問題が無いのか。これがわかれば介入も簡単になります。...
志水 こんにちは。志水です。 ここでは記事ではなく動画を紹介します!...
みなさんこんにちは。志水です(@echohuku) 今回の記事では肩甲下筋の付着部と、その周辺の軟部組織について説明していきます! また、肩甲下筋の付着部でもある 小結節についてはエコーを用いて、「形」についても触れています。 この「形」というのはエコーを使って肩甲下筋の状態(損傷の有無)を評価をする時も重要ですが、肩...
志水 みなさんこんにちは! 肩研サロンオーナーの志水です 臨床において普段から問診をしていると思いますが、その時にどういったことを意識していますか? 問診では何が大切だと考えて患者さんと接していますか? 一度考えてみてください。 『介入の最初から最後まで症状について"のみ"きいている』 こんなことはありませんか? これ...
肩関節の評価で最も大切なのは「肩甲上腕関節の可動域」といっても過言ではありません。そして、この肩甲上腕関節の可動域を測定する時に重要ナノは【肩甲骨固定下】で行うこと。なぜ、肩甲骨を固定するかわかりますか?...
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