肩ペディア 関節包靱帯(capsular ligament) 2021年8月14日 関節包靱帯(capsular ligament) 関節包の一部が肥厚している部分を関節包靱帯と呼ぶことがある。肩関節において以下の4つがそれに該当する。また、関節包靱帯の役割としては緊張した肢位で関節を安定させる。といったものがある。 関節包靱帯 □上関節上腕靱帯(SGHL):下垂位外旋 □中関節上腕靭帯(MGHL):... 志水 康太
肩ペディア 上腕二頭筋長頭腱(Long head of biceps brachii) 2021年6月18日 上腕二頭筋長頭腱 上腕二頭筋長頭腱は以下の4タイプに分類される 付着部 タイプⅠ:すべて後方関節唇に連結する(21~22%) タイプⅡ:わずかに前方関節唇にも連結するが、ほとんど後方関節唇に連結する(33~42%) タイプⅢ:前方関節唇と後方関節唇に同等に連結する(32~37%) タイプⅣ:わずかに後方関節唇にも連結す... 志水 康太
肩ペディア 鳥口下滑液包 2021年6月17日 鳥口下滑液包(Subcoracoid bursa) 鳥口下滑液包は肩甲下筋上部の前方に位置し、烏口突起の下方に広がる。 肩甲下筋と上腕二頭筋短頭腱、烏口腕筋腱間の摩擦を減らす作用を有するとされている。 参考文献 1)Meraj, S., Bencardino, J., & Steinbach, L. (201... 志水 康太
サロン限定記事 salonトップ 肩甲下筋の付着部周囲~up date~ 2021年5月30日 みなさんこんにちは。志水です(@echohuku) 今回の記事では肩甲下筋の付着部と、その周辺の軟部組織について説明していきます! また、肩甲下筋の付着部でもある 小結節についてはエコーを用いて、「形」についても触れています。 この「形」というのはエコーを使って肩甲下筋の状態(損傷の有無)を評価をする時も重要ですが、肩... 志水 康太
サロン限定記事 問診で大切なのは『共感』 2021年4月30日 志水 みなさんこんにちは! 肩研サロンオーナーの志水です 臨床において普段から問診をしていると思いますが、その時にどういったことを意識していますか? 問診では何が大切だと考えて患者さんと接していますか? 一度考えてみてください。 『介入の最初から最後まで症状について"のみ"きいている』 こんなことはありませんか? これ... 志水 康太
肩ペディア 棘上窩(supraspinatus fossa) 2021年4月3日 棘上窩(supraspinatus fossa) 棘上窩は肩甲骨上縁の後方・肩甲棘の前方に位置している窪んでいる部分である。また、棘上筋の起始となっているが、この部位で触診することは僧帽筋が存在することで困難となっている。... 志水 康太
評価 トップ 肩甲上腕関節の可動域の測定方法 2021年4月1日 肩関節の評価で最も大切なのは「肩甲上腕関節の可動域」といっても過言ではありません。そして、この肩甲上腕関節の可動域を測定する時に重要ナノは【肩甲骨固定下】で行うこと。なぜ、肩甲骨を固定するかわかりますか?... 志水 康太
肩ペディア 肩甲上腕リズム(glenohumeral rhythm) 2021年3月30日 肩甲上腕リズム(glenohumeral rhythm) 肩甲上腕リズムは、1934年Codmanが上肢挙上に付随 して肩甲骨が回旋する連動現象をscapulo-humeral rhythm (肩甲上腕リズム)と名付け、1944年lnmanによってこの リズムの研究が成された。lnmanはsetting phaseの概... 志水 康太
肩ペディア depresser 2021年3月27日 depresser 肩関節におけるdepresserは骨頭上方化を抑制することを示す。そして、上腕二頭筋長頭腱と上方に位置する腱板は骨頭を上方へと偏位することを抑制する作用がある1)。また、上腕二頭筋長頭腱は上方偏位を抑制するだけでなく、前方、後方、下方への移動も抑制するとされている2)。 参考文献 1)木戸忠人, 井... 志水 康太