問診で大切なのは『共感』

志水
みなさんこんにちは!
肩研サロンオーナーの志水です
臨床において普段から問診をしていると思いますが、その時にどういったことを意識していますか?
問診では何が大切だと考えて患者さんと接していますか?
一度考えてみてください。

『介入の最初から最後まで症状について"のみ"きいている』
こんなことはありませんか?
これはきっと、患者さんを治したいセラピスト"あるある"で、気持ちばかりが先走ってしまっているように感じます。
もし、アナタがそういった対応をしてるのであれば今回の記事は少しばかり有用だと思います(^^)

志水
と、言っている僕ですが
実は3年目くらいまで「症状について」しか臨床では問診をしていませんでした。趣味やその人の生きがいなどを聞いたことはなかったと思います。反省です^^;
と、なぜ問診が大切なのかというと
症状を聞き取るだけであれば"人"じゃなくてもできます。
例えば、問診票や患者立脚型の評価用紙(SH36など)でも済むわけでし、これからであればアプリに自分の症状を入力したら「アナタは病態は〇〇なので、こういった対応(セルフエクササイズやセルフストレッチ)をしたら良いでしょう」といったものが出てくることは間違いないです。
そこで僕たち人間ができることといえば、「共感」です。

「問診に共感」
なんか教科書的な感じだな…
と思われるかもしれませんが、ここの対応次第でその後の信頼関係、ひいては介入・結果が大きく変わるということを今までに何回も経験しています!
今回の記事では、共感がなぜたいせつなのか?そして臨床でどのように役に立つのか?ということを具体的に紹介していきます❗

共感は相手主体

『共感』といえばよく接遇やマナーといった分野で必要となり、そこでは傾聴が重要であると紹介されていることが多いと思います。
傾聴の手法としてはミラーリング(相手の姿勢や声、表情などを真似する)やバックトラッキング(いわゆる"オウム返し")をすることで「この人はわたしの話を聞いてくれるんだ」と感じてもらい、コミュニケーションをとりやすい状態を作ることが大切だと言われますよね?
そして、問診ではこの「コミュニケーションを取りやすい状態を作る」ことが最も重要だと考えています。
しかし、上記の方法だけ真似していても、なかなか相手は心を開いてくれないです。そこで僕が個人的に大切だと思っているのは【相手主体の共感】です。
ここからは上記の『共感』の具体例を紹介していきます!

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