
こんにちは。
肩関節機能研究会 の郷間(@FujikataGoma)です。
今回はセラピストには必要不可欠のスキル『理学療法読影術』と題しまして画像評価について解説していこうと思います。
本記事は
▪超音波、レントゲン、CT、MRIから何を読み取ればいいのかわからない
▪得られた情報を治療にどう生かせばいいかわからない
▪患者さんに画像の状態を聞かれてもなんて答えればいいかわからない
という悩みを抱えている方々にオススメの記事です。
膝関節のレントゲンをみれば内側裂隙に変性があるのはわかるし変形性膝関節症というのもなんとなくイメージつきやすいですが、非荷重関節である肩関節疾患はそれら荷重関節と比べても画像評価が難しのは当たり前ですよね。。
ということで、本記事をしっかり読んでいただき、肩関節の基本的な画像情報を読み取れるようになっていただけると幸いです。
そもそも側影術ってどういった勉強をしたり、普段どのような意識をしていけばいいのでしょうか?
読影術の心得
まず最初に読影術を身に着けるために日頃からやるべきこと、意識することはこちらになります。
読影においてやるべきこと、意識すべきこと
- 正常画像を知る
- 普段から画像を見る癖をつける
- どこに何がついているのかを理解する
これは画像以外にも言えることですが、正常を知らないと異常を見落としてしまいますよね。
たまたま教科書や記事でみた病変の画像をみたとしても、みなさんが全く同じアングル撮影した同一人物にリハビリを提供するわけでは無いですよね。
普遍的なものもありますが、個人差や個体差はあります。
まずは数を熟しましょう(見ましょう)。
また、基本中の基本ですが、ただ何となく画像をみていても、患者さんは改善しませんし皆さんも読影技術が上達するわけではありません。
どこに何がついていて、どのように走行するのか。などは常に意識しながら画像をみていきましょう。
それでは以上の心得を意識した上で画像を供覧していきましょう!