肩関節機能研究会の郷間です。 今回は肩甲胸郭関節のマルアライメントと機能評価法についてご紹介します。 ではまず、肩甲骨位置異常(Scapular Dyskinesis)について見ていきましょう。 Scapular Dyskinesis:SD Kiblerらによると、Scapular Dyskinesisは以下の3つのタ...
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郷間師匠の記事一覧
胸郭運動の重要性を解き明かす: 肩関節の動きを最適化するための具体的な評価と介入方法を紹介。痛みや動きの制限に悩む方々への実践的アドバイスを提供。肩の痛みを軽減し、日常生活やスポーツパフォーマンスを向上させるための包括的なガイド。今すぐ動画で学び、臨床への応用を!...
今回は肩関節疾患の王道といっても過言ではない、 肩関節周囲炎の炎症と拘縮過程についてご紹介したいと思います。 とはいっても普段、私がセミナーでお話ししていることを言語化(文章化)しただけのことですので、真新しい情報はありませんが、みなさんの情報の整理や復習にご活用していただければ嬉しいです。 また、”初めて知った!”...
こんにちは、肩関節機能研究会の郷間です。 今回は関節拘縮の評価方法として、理学所見、MRI、エコーでの評価方法をご紹介したいと思います。 肩関節の臨床の中で訴えが多いのが“可動域制限”だと思います。 しかし、その制限が“骨格筋による制限なのか?” それとも“関節包による制限なのか?” これらを見極める(評価する)情報と...
肩の痛みや動きの制限は、日常生活に大きな影響を及ぼします。その中で、腱板断裂は特に注意が必要な状態です。この記事では、腱板断裂に関する内因性と外因性の原因を詳しく掘り下げ、予防と対策のポイントを提供します。 腱板断裂とは?外因性と内因性の原因 腱板断裂は、肩を構成する腱の部分的または完全な裂けを意味し、痛みや機能障害の...
こんにちは!肩関節機能研究会の郷間です。 今回は、肩関節において敬遠されがちな肩甲胸郭関節についての記事になります。 肩関節を診ていくうえで必要な胸郭の基本的な機能解剖、肩関節との関連、介入の一方法をご紹介していきたいと思います。 ということでいきなり胸郭の機能解剖についてお話していきたいところではありますが、なぜ肩関...
今なら有料セミナー・有料記事が一週間無料で体験できる! ↓登録はこちら↓ 今回は”上腕二頭筋長頭腱炎”についてまとめてみました。 上腕二頭筋長頭腱炎は単独の病態として関わることもあれば、腱板断裂の影響で発症する例など様々な臨床場面で関わることの多い病態です。 このように直接の診断としては関わりが少なくても、間接的に関わ...
今なら有料セミナー・有料記事が一週間無料で体験できる! ↓登録はこちら↓ 腱板断裂の大きさって 「小断裂」「中断裂」「大断裂」「広範囲断裂」と4つに分類されることが多いですが、大きさの測定方法ってあまり知られていない印象です。 となると、MRIやエコーなどの画像を見た際に、「あれ?縦と横、どっちの長さを参考にすれば...
こんにちは! 肩関節機能研究会 代表の郷間です。 今回は前鋸筋と前鋸筋と連結する周辺組織の関係性を機能解剖学的に解説します。 本記事を読むことで… ・前鋸筋の各筋束ごとの作用 ・前鋸筋の機能不全 ・前鋸筋に対する理学療法介入 これらについて理解することができます。 それでは早速、前鋸筋の解剖と作用からみていきたいと思い...
今回は肩関節の可動域制限に関与する軟部組織を見つけ出すうえで 必要な3つのステップをご紹介したいと思います。 肩関節は球関節であり、複雑で複合的な運動が可能な人体最大の関節です。 前額面では内転-外転運動 矢状面では屈曲-伸展運動 水平面では内旋-外旋運動 これらを行なうため、可動域制限を考えるのも一筋縄にはいきま...
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