前編はここからは評価方法と徒手操作について解説します。 ✓挙上時の評価と徒手操作 まず、母指を肩甲骨棘三角に、中指を鎖骨前面に当てます。 そうすることで、母指からは肩甲骨の動態変化を、中指からは鎖骨の動態変化を触知することができます。 では実際に動画で肩甲骨と鎖骨動態を評価してみましょう。 こちらの動画をみると、右...
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本記事では肩関節の安定化についてお話していきますが、その前に基礎知識として肩の構成物と広義・狭義の肩関節について解説していきたいと思います。 肩関節は上腕骨、肩甲骨、鎖骨、胸郭から構成されている関節です。 肩関節は広義および狭義の肩関節に分類され、広義の肩関節には ・肩甲上腕関節 ・第二肩関節 ・肩甲胸郭関節 ・胸...
今回の記事では、肩関節の臨床を行っていくうえで必要なCTの基本的な読影ポイントを紹介したいと思います。 🔊肩ということで早速ですがこちらの画像をご覧ください。 みなさんはこちらのレントゲン画像(Routine A-P像)を見て何か病変を見つけることはできますか? 正直、目を凝らさないとわからない(目を凝...
こんにちは!肩関節機能研究会の郷間です。 今回は、肩関節において敬遠されがちな肩甲胸郭関節についての記事になります。 肩関節を診ていくうえで、胸郭の基本的な機能解剖、肩関節との関連性、および治療方法を紹介します。 胸郭の機能解剖と肩関節との重要性を理解するために、まず肩関節と胸郭がどのようにつながっているかを説明しま...
今なら有料セミナー・有料記事が一週間無料で体験できる! ↓登録はこちら↓ 今回は肩関節の可動域制限となる軟部組織を見つけ出すうえで、必要な3つのポイントをご紹介したいと思いますが、その前に肩関節の基本的な特徴を紹介しておきたいと思います。 肩関節は複雑で複合的な運動が可能な人体最大の可動域を有する球関節です。 球関節の...
今なら有料セミナー・有料記事が一週間無料で体験できる! ↓登録はこちら↓ 今回は”上腕二頭筋長頭腱炎”についてまとめてみました。 上腕二頭筋長頭腱炎は単独の病態として関わることもあれば、腱板断裂の影響で発症する例など様々な臨床場面で関わることの多い病態です。 このように直接の診断としては関わりが少なくても、間接的に関わ...
今回は姿勢異常との関連をもつ上部交差症候群(Upper crossed syndrome:UCS)の病態とそれに対する有効な運動療法の紹介をさせていただきます。 上位交差症候群とは UCSは姿勢の逸脱(頭部と肩の前方姿勢、胸椎後弯の増加)と共に、(特に首、体幹、肩甲挙筋の)筋活動パターンの変化と動作パターンの変化(...
今なら有料セミナー・有料記事が一週間無料で体験できる! ↓登録はこちら↓ 腱板断裂の大きさって 「小断裂」「中断裂」「大断裂」「広範囲断裂」と4つに分類されることが多いですが、大きさの測定方法ってあまり知られていない印象です。 となると、MRIやエコーなどの画像を見た際に、「あれ?縦と横、どっちの長さを参考にすれば...
こんにちは! 肩関節機能研究会 代表の郷間です。 今回は前鋸筋と前鋸筋と連結する周辺組織の関係性を機能解剖学的に解説します。 本記事を読むことで… ・前鋸筋の各筋束ごとの作用 ・前鋸筋の機能不全 ・前鋸筋に対する理学療法介入 これらについて理解することができます。 それでは早速、前鋸筋の解剖と作用からみていきたいと思い...
今回は肩関節の可動域制限に関与する軟部組織を見つけ出すうえで 必要な3つのステップをご紹介したいと思います。 肩関節は球関節であり、複雑で複合的な運動が可能な人体最大の関節です。 前額面では内転-外転運動 矢状面では屈曲-伸展運動 水平面では内旋-外旋運動 これらを行なうため、可動域制限を考えるのも一筋縄にはいきま...
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