烏口腕筋の解剖学的特徴

こんにちは。

肩関節機能研究会の郷間@FujikataGomaです。

今回は肩関節周囲筋の中でもマイナーな【烏口腕筋の解剖学的特徴】について紹介していきたいと思います。

本記事を読んでいただく事で、烏口腕筋の解剖はもちろん、臨床に落とし込むことヒントが見つかるかもしれません(^-^)

こんな方にオススメです
  • 烏口腕筋の解剖を詳しく知らない
  • 烏口腕筋の機能を知らない
  • 筋皮神経が貫通するって聞いたけど曖昧にしか知らない

 

烏口腕筋の解剖学的特徴

ではまず烏口腕筋の基本を確認してみましょう。

烏口腕筋の基本
名称:烏口腕筋大円筋(coraco brachialis muscle)
起始:烏口突起
停止:上腕骨中央内側
神経支配:筋皮神経
作用:屈曲、水平屈曲
特徴:烏口腕筋を貫通する筋皮神経も存在する
   上腕二頭筋短頭と癒合しており、共同腱(Comjoint tendon)を形成する 
著者:林 典雄 監修:青木隆明.改訂第2版 運動療法のための機能解剖学的触診技術 上肢.株式会社メジカルビュー社.2011.より引用

この辺りが基本的な解剖、機能かと思います。

では今回はもう少し深掘りをしてみたいと思います。

まずは起始・停止についてです。

烏口腕筋の起始停止

起始は肩甲骨の烏口突起で正解なのですが、実は烏口腕筋と伴走する上腕二頭筋短頭と烏口突起付近で共同腱(ConjointTendon)を形成してから付着しています。

停止部に関しては、一般的な解剖書のイメージで問題ないかと思います!
ちなみにエコーで烏口腕筋の停止部を観察すると、烏口腕筋の停止部と上腕筋の起始部が入れ替わるように走行していることがわかります!

 

そして次は作用についてです。

烏口腕筋の作用(制限)

烏口腕筋に関しては作用というよりも”制限”から着目することをオススメしています。

理由は烏口腕筋の筋力低下による影響よりも、烏口腕筋の短縮などによる可動域低下の方が大きな影響をもたらすと考えているからです。

では烏口腕筋による可動域制限とはどのような運動になるのでしょうか?

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